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音楽のフェア 2023 夏。今回の目玉アイテムは、書籍です。
スタッフのジュリが関わった、すてきな本が発売されました。

フェアでは、本とCDとレコードと、レコードプレーヤーも販売します。


2023. 8月4日〔FRI〕 ~ 7日〔MON〕  11:00~16:00
mono森音 / 美幌町大通北3丁目9-1


いつものように、webカタログを公開します。

カタログ掲載の品物は通販も承ります。
ご希望のタイトルと枚数をお知らせください。
追って送料をお知らせします。
※カタログ公開と通販受付は8月17日まで---
ご注文はInstagramのDMから(推奨)、
またはメールから(非推奨)ご注文お待ちしています。

info@monomorion.jp

 

 


☆書籍 『ぼくの部屋においでよ』 <1980円>
  B6判・106ページ

ひとりより、ふたりで聴くためのレコードガイド。
フリーソウル、サバービア、カフェ・アプレミディ、ディモンシュにひとり。1990年代から2000年代にかけて存在したたくさんのレコードガイドをたよりに音楽の旅をしたかつての恋人たち、そして2020年代を生きる恋人たちに捧ぐ、甘くてほろ苦いレコードガイド。
ひと組の男女が出会い、共に暮し、そして別れるまで。まるで短編小説のようなストーリーを軸にさまざまなシチュエーションに合わせ選盤したレコードを約160枚紹介。豪華執筆陣によるコラムも。

〈執筆者〉
モトムラケンジ/京都のレコード店〈レコードショップ ジジ〉店主。
早坂大輔/盛岡〈BOOKNERD〉店主。
富永珠梨/北海道在住。mono森音スタッフ。2002年より選曲・DJ 活動開始。

〈寄稿者〉
松永良平(音楽ライター)、青木隼人(音楽家)、千葉幸平(チバハウス店主)、河村実月(文藝誌『園』〈居間〉主宰)、玉山貴士(音楽愛好家)、田口杏奈(グラフィック・デザイナー)

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森音 スタッフのジュリが、執筆者として参加させていただいたレコードガイド本『ぼくの部屋においでよ』が、7月31日にリリースされました!
岩手県盛岡市で、ブックストア「BOOKNERD(ブックナード)」を営む早坂大輔さん、そして京都のレコードショップ「RECORD SHOP GG」の店主モトムラケンジさんから、執筆依頼をいただいたのが、今年の3月のことでした。
「恋人どうしが出会って一緒に暮らしたり、たくさんの時間を過ごす。そして別れてしまい、また出会う、そんなストーリー仕立てのバックに流れているサウンドトラックのようなレコードガイド本を作ろうと思っています。ぜひレコードの選者、そして執筆者としてぼくとジジさんと一緒に加わっていただけませんか?」
いただいたメールを読んだ瞬間「わぁ、なんて素敵なレコードガイド本なんだろう!読んでみたい!」と、執筆依頼を受けた立場にも関わらず、単純にひとりの音楽ファンとして、ものすごく心が弾みました。執筆作業中も、ほんとうに楽しくて楽しくて。
もしかすると「レコードガイド本」と聞いて、“DJやコアな音楽ファンが読む専門的な本”というイメージをお持ちの方が多いのではないのでしょうか。その観点でいうと『ぼくの部屋においでよ』は、ある意味“正統派”なレコードガイド本とは、また少し違った手触りを感じるかもしれません。たとえていうなら、短編小説やエッセイのような読み心地。
この物語の主人公は、レコード屋で働くやさしくてロマンチストで、ちょっとズッコケキャラな男の子と、いつもレコードのことばかりを考えている寝ても覚めても音楽に夢中な20代の女の子です。物語のワンシーンや登場人物の姿、そしてその風景のなかで流れている音楽が、瑞々しく心に浮かんでくるような、そんなきらめきに満ちたレコードガイド本に仕上がっています。
この本で紹介している作品は、ジャンルも年代も様々です。気になる1枚があれば、レコードやCD、もしくはサブスクなどでぜひ探して聴いてみてください。本をお手にとっていただいたみなさまと、同じ音楽を共有できたら、制作者としてこんなにうれしいことはありません。


*追記(余談です)*
この本のなかで、わたしは20代の音楽が大好きな女の子を演じています。はじける笑顔がチャーミングな(80年代のキョンキョンのような)無邪気さと大人っぽさを持つ女の子がイメージです。執筆をしていたこの数ヶ月、なんだかずっと甘酸っぱい恋愛をしているような擬似体験ができて、とっても楽しかったです。こっそり「モテてる気分」を味わっていました笑。
制作中も執筆者の早坂さんとモトムラケンジさんと、グループLINEで、あーでもないこーでもないと、この本を作っていく作業がたまらなく青春していてとっても胸熱でした。




 

☆V.A. 『Merci ~ Cafe Apres-midi Revue』 <2970円>

森音のCDフェアでも絶大なる人気を誇る、選曲家 橋本徹(SUBURBIA)さんのコンパイラー人生30周年を記念するコンピレイションCD『Merci ~ Cafe Apres-midi Revue』がリリースされました!!!橋本さんがこれまでに監修・選曲した350枚におよぶコンピレイションCDのうち、アプレミディ・レコーズよりリリースされた29タイトルから選りすぐられた、まさにベスト・オブ・ベストとよべるスペシャルな1枚です!!!メロウ&グルーヴィーな珠玉の名作の数々が、最高の曲順とグッとくる繋ぎで編まれた夢見心地の80分!キース・ジャレット/ミルトン・ナシイメント/シャーデー/ビートルズ/マーヴィン・ゲイ/アントニオ・カルロス・ジョビン/ジョアン・ジルベルトの名カヴァーから、ジョー・クラウゼル~Nujabes絶品ワークスまで、時代やジャンルをこえて、エヴァーグリーンな輝きを放つ17曲を収録。ドライヴ・ミュージックはもちろん、ホーム・パーティーや、家事や作業用BGMにも最適。美しいヴィンテージの星図が施された、爽やかなグリーンが印象的なジャケット、そして「Merci (フランス語でありがとう)」というタイトルのこの作品は、大切な人やお世話になった人への贈り物にもぴったりな1枚です♪スタッフ激推し作品!!!

きらめきの粒がぎゅっと詰まった宝石箱のようなアルバムです♪マジカルなひとときをお楽しみください♪
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☆V.A. 『クワイエット・コーナー~ザ・チル・エアー』 <2860円>

真夏の軒先でひびく風鈴の涼やかな音色、夕立が残した水溜りに乱反射する真夏の太陽、吹き抜ける風に揺れる夏木立。ジャンルや国境、時代を超えて「クワイエット」という感覚で共通する、心を安らかに静める音楽を紹介するクワイエット・コーナー。森音のCDフェアでも、毎回大人気のシリーズ 2023年夏の最新作は、繊細な映像美に満ち溢れたクワイエット・コーナー流、チル・アウト&アンビエント・セレクション。「The Chill Air」をテーマに、ポスト・クラシカルからスピリチュアル・ジャズ、チェンバー・ミュージックまで、清涼感に満ちた心透き通るようなサウンドが、しっとりと心地よく編まれています。これまでのクワイエット・コーナー・シリーズのなかでも、とくにインストゥルメンタル曲が多めに収録されている印象です。メロディやサウンドのシンプルな美しさが心に直接染み入るような、なんともいえない陶酔感を味わえます。ざわざわと落ち着かない気分のときや、心を整えたいときに、おもわず手が伸びる1枚。読書のお供や、おやすみ前のひととき、ヨガや瞑想のBGMにもおすすめです。夕涼みにも合いますね。冷たいビールと一緒に味わえたらもう言うことなしです。スタッフ激推し作品!!!

この夏のチルアウト・ミュージックはこれできまり♪
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●V.A. 『クワイエット・コーナー~オールウェイズ・バイ・ユア・サイド』 <2860円>

ジャンルや国境、時代を超えて「クワイエット」という感覚で共通する、心を安らかに鎮める音楽をひとつひとつ丁寧にセレクトした、山本勇樹さん選曲・監修のコンピレイション・シリーズ『クワイエット・コーナー』。本作は「Always By Your Side」をテーマに、メロウなジャズ・ヴォーカルを中心にフォーキーなシンガー・ソングライターやしっとりと聴かせる南米音楽など、日常に寄り添う穏やかな音楽が丁寧に紡がれています。1曲目にセレクトされた、ビリー・ジョエルの永遠の名曲「素顔のままで」のカヴァー曲があまりにも素晴らしく、再生後すぐに心を奪われ、思わずリピートしてしまいました。スウェーデンの女性歌手、アンナ・クリストッフェションの透明感に満ちた歌声に、スティーヴ・ドブロゴスのどこまでも繊細で清らかなピアノが心地よく溶け合い、時間を忘れて聴き惚れてしまう、夢のように美しい作品です。この素晴らしい作品の1曲目にふさわしい名曲です。アルバム全体を通して、心をほっとさせてくれる、ゆったりと柔らかなピアノの音色が印象的に響きます。クワイエット・コーナーのレギュラーシリーズ第10作目の記念すべき1枚。

1日の終わりに、穏やかなひとときを。
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☆マガリ・ダッチラ 『デス・デ・ラ・クイナ』 <2750円>

まるでギリシャ彫刻の女神を思わせる、美しいアート・ワーク同様に、宝石のような輝きを放つ素晴らしい楽曲が散りばめられたアルバムです。スペインのダブル・ベース奏者 / シンガー・ソングライター、マガリ・ダッチラのソロ・デビュー作にして大傑作との呼び声の高い作品です。ジャズ、クラシック、ブラジル音楽から欧米ポップスまで自らの音楽的素養を消化し、見事にオリジナリティ溢れる音楽を作り上げました。ダブルベースを主体としたアコースティックな演奏と、柔らかなギターの音色、ほどよくエレクトロニカを施したサウンドは、すぅーっと心の隅々にまで染み渡り潤いを与えてくます。彼女の透明感がありながらも、ほんのりかすれた歌声は、どこか少女の姿を想起させるナチュラルで清らかな聴き心地。カタルーニャ語、スペイン語、英語、ポルトガル語で歌われた多彩な楽曲の数々が散りばめられています。このアルバムをはじめて聴いたとき、あまりの素晴らしさに心が震えて、その場から動けなくなってしまったほど。とくに2曲目の「des de la cuina」は必聴です!一日中かけっぱなしにしたくなるような、心地よくも飽きのこない優れたアルバムです。スタッフ激推し作品!!!

タイトル曲「Des de la cuina」の美しさといったら!!!
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☆ペドロ・ホーザ 『ミッドナイト・アウヴォラーダ』 <2750円>

サンパウロ出身で、現在はスペインで活動するブラジル人シンガー・ソングライター&ギタリスト、ペドロ・ホーザのデヴュー・アルバム。ペドロの柔らかで伸びやかな歌声と、心地よい夏の風を感じさせる軽やかなギターの音色に、思わず体が揺れるこの夏イチオシのブラジリアン作品。サンバ、バイアォン、イジェシャ、ボサノヴァなどブラジル音楽の多彩な魅力が随所に散りばめられ、さらには弦楽四重奏によるワルツなど室内楽的な優美さも備えた逸品。ロマンティックで美しいブラジリアン・サウンドをお楽しみください。コーヒー・タイムのBGMにもおすすめです。お気に入りのコーヒー豆と一緒に、ギフトにしても素敵ですね!

ペドロの爽やかなヴォーカルと、きらめきに満ちたギターの音色は、よく晴れた夏の休日にぴったり♪
ご試聴はこちら → youtube



 

☆レイ・ワダ 『円盤と便箋』 <2750円>

宮崎在住のRei Wadaの初のアルバムとなる本作は、彼の音楽のルーツでもあるボサノヴァのカバーと自作曲で綴った、爽やかな夏の風を感じるボッサ・アルバムです。ボサノヴァの名曲「Wave」や「O Barquinho」のカヴァーも素晴らしいのですが、なにより日本語で歌われる自作曲の響きや世界観が、なんともいえず最高なんです。柔らかく繊細な歌声で紡がれるのは、胸がきゅんとするような甘酸っぱいラヴソング。心の奥にしまっていた、淡い恋の記憶を刺激するきらめきに満ちたアルバムです。

日本語で歌われる柔らかく繊細なボサノヴァ。
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☆V.A. 『ピアノ・テンダネス』 <2860円>

「穏やかな音楽を集める」というコンセプトのCDショップ「雨と休日」店主 監修によるコンピレイション・アルバム。「思いやり」と「優しさ」をキーワードに、世界の様々なアーティストたちの「優しい思いやりを持ったピアノ曲」が丁寧に選曲されています。「感謝」「優雅さ」「友情」「豊かな感受性」「思いやり」といった花言葉をもつミモザの花をメインイメージに据えた美しいジャケットにも心惹かれます。温かくやわらかな印象のピアノ曲が選曲されているため、時間帯やシーンを選ばずに楽しめるアルバムです。ヴォーカルが入っていない楽曲ばかりを集めた作品なので、リラックスしたいときや、集中したいときのBGMにも最適です。ゆったりとした深い安心感をあたえてくれる1枚。

やさしさに包まれたなら。
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☆ララトーン 『シェイプス・アンド・タイム』 <2530円>

本を読んだり、植物に水をあげたり、あるいはただ時間を過ごすための音楽。アコースティック・ギターをメインに、様々な楽器やサウンド・エフェクトを織り交ぜた、穏やかなメロディーが心地良いアルバムです。このCDには、彼らのレコーディング日誌や、ギターのタブ譜、楽譜、イラストレーションなどが掲載された、32ページにわたる小冊子が付いています。起き抜けに飲むコーヒーのおともに、昼下がりの日向ぼっこに、おやすみ前のスキンケア・タイムに。あらゆる時間に寄り添う日常のサウンドトラック。

いつもそばにいてほしい音楽。
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☆セルヒオ・ディアス・デ・ロハス 『ムエルテ・エン・ウナ・タルデ・エン・ヴェラーノ』 <2750円>

くぐもったピアノの音色、指先が鍵盤に触れる気配とペダルの軋む音、現実と夢との間をたゆたうような美しくも儚い旋律。このアルバムに収められている11曲の楽曲で描かれているのは、夜明けから夕暮れまでのある一日の物語。夢うつつな音像風景を描くサウンド・エフェクトが、まろやかに施されたピアノ~アンビエント作品。どこかノスタルジックな空気を纏った親密なピアノの音色は、忘れかけていた記憶の風景をふと想起させるよう。おやすみ前のひとときや、心を鎮めたいときにおすすめです。

坂本龍一やエリック・サティの静かなピアノ作品がお好きな方にぜひ聴いてほしいアルバムです。
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☆キース・ケニフ 『イット・シャル・アピア』 <2530円>

穏やかに語りかけるようなアコースティックギターの音色と、まろやかに施されたエレクトロニカが耳と体をに心地良く包み込む。40年以上にわたって、キースの自宅のリビングルームに置かれていた、古傷だらけのアコースティックギター。家族や友人たちとの思い出が染み込んだそのギターとiPhoneを使い、コロナ隔離生活中のたった2日間で制作したアルバムです。白昼夢を思わせる美しく幻想的なサウンド。清らかな光をまとったギターの音色が、きらきらと音の粒子となり、心の奥深くに静かに舞い降りる。ぼんやりと過ごしたい休日や、リラックスタイムのBGMにおすすめです。

やわらかな木漏れ日のような音楽。
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☆ヨアフ・イラン 『ララバイズ・フォー・ピアノ』 <2640円>

穏やかでシンプルなピアノが魅力の、イスラエル人ピアニスト、ヨアフ・イラン。3作目となる『ララバイズ・フォー・ピアノ』は、その名の通り「子守唄」がテーマになっています。柔らかなピアノの音色と、ノスタルジックで愛らしいメロディー。「スカイブルー」「ピーチ」「ラベンダー」「ターコイズ」と、楽曲のタイトルにはそれぞれ色の名前が冠せられています。まるで幼い頃に読んでいた大好きな絵本のように、色彩豊かな世界が心に広がるソロ・ピアノ作品集。気功師としての顔も持つ彼ならではの、心と体を癒してくれる温もりにみちたピアノ曲が詰まっています。

心ほぐれるやさしいピアノ・アルバム。
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☆ナムチャ 『ブルーム』 <2640円>

スウィート&ドリーミーなナムチャの歌声は、一聴しただけで恋に落ちること間違いなし!!シティ・ポップ、ネオ・ソウル、インディー・ポップが交錯するメロウでキャッチーなサウンドにも心ときめかずにはいられない!バンコク出身のシンガー・ソングライターNumcha(ナムチャ)は、タイのシティ・ポップ・ブームの潮流に乗って彗星のごとく現れた新鋭のアーティストです。とろけるようなナムチャの歌声と、シティ・ポップのエッセンスを感じさせる爽やかなR&Bポップは、“終わらない夏のサウンドトラック”にぴったり。ドライヴ・ミュージックにもおすすめです。

カラフルでキュートなネオ・シティ・ポップ♪
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☆アフタヌーン・バイク・ライド 『グロスオーバー』 <2750円>

カナダのモントリオールを拠点とするローファイ・フォーク・トリオ、アフタヌーン・バイク・ライドの2ndアルバム。アンビエント、エレクトロニカ、フォーク、ポスト・ロック、ローファイなど様々なジャンルをブレンドさせたドリームポップ。透明感に満ちたLiaのヴォーカルと、アコースティック・ギターの温もりある旋律、ひんやりとした繊細な電子音が、微睡むような心地よい音像風景を描きます。ドリームポップでありながらも、エッジの効いたインディーロックバンドの手触りも感じさせるキャッチー&メロウなサウンド。3曲目に収録されている「Summertime」は、甘酸っぱい夏の思い出が胸に甦る、爽やかなミディアム・ナンバー。甘美な中毒性を内包した最高に「エモい」1枚です。

ドリーミーな世界観にうっとり。
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☆ヤスミン・レイシー 『ヴォイス・ノーツ』 <2530円>

盛り上がりを見せるUKジャズ/ソウルシーンで注目を集めるシンガー・ソングライター、ヤスミン・レイシーの記念すべきデヴュー・アルバム。彼女は世界的DJのジャイルズ・ピーターソン監修のコンピに選出され一躍脚光を浴び、ブルーノートの名曲をトリビュートしたコンピレイションCD『Blue Note Re:imagined』にも参加し、その後3枚のEPを発表、そしてついに2023年待望のフルアルバムをリリースするに至りました。ジャズ、レゲエ、ダブ、ボサノヴァ、エレクトロニカなど様々な音楽のエッセンスが感じられる、優美なジャジー・ネオソウル。ヤスミンのヴォーカル・スタイルは、パワフルに歌い上げるというよりは、どちらかというと派手さを抑えたメロウで味わい深い印象です。エリカ・バドゥやシャーデーのように、聴き込むほどにその魅力の虜になってしまうマジカルな歌声。あらゆる音楽をクロスオーバーし、無駄なものを削ぎ落とした美しく洗練されたサウンドの素晴らしさにも心震えます。傑作です!!!

R&Bやヒップホップ好きの方にもおすすめです♪
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☆ブラクストン・クック 『フー・アー・ユー・ウェン?』 <2640円>

今最も期待され聴くべきジャズ・アーティストの一人に挙げられる1991年生まれ、ボストン出身のサックス奏者/シンガー・ソングライター、ブラクストン・クック。現代のジャズ・アーティストらしく、ヒップホップ、ファンク、ソウル、ゴスペルなど様々なジャンルをクロスオーバーしながら、自身の音楽へと昇華させ、素晴らしい作品を世に送り出し続けている才能に満ちた音楽家です。3年ぶり4作目となる本作は、伸びやかなジャズ・ナンバーや、ヒップホップのビートを下敷きにしたインスト曲、黒人聖歌を彷彿とさせる多幸感に満ちたヴォーカル曲など、ブラック・ミュージックへの深い敬愛を感じる素晴らしいアルバムです。

新世代のブラック・ミュージックがここに誕生。
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☆トリオ・デ・モノクローム 『イントゥー・ザ・ノーザン・スカイ』 <3000円>

サックス奏者 中村智由率いるtrio de monochromeの2ndアルバム。中村に加えてギター伊藤寛哲、ベース谷井直人からなるアコースティック・ジャズ・トリオ。情熱的なパーカッションが印象的なラテン・フレーバー溢れるスムース・ジャズや、伸びやかなサックスの音色が心地よい、ロマンティックなワルツ・ナンバー、透き通るような美しい女性ヴォーカルをフィーチャーした歌曲など、スローからアップテンポまでバラエティーに富んだドラマティック&クールなジャズ・アルバム。真夏の夜がよく似合う、都会的で洗練されたサウンドです。

伸びやかなサックスが心地よい、サマー・ジャズ・アルバム。
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●ノラオンナ 『ララルー』 <2750円>

あたたかくて、しなやかで、でもどこかざらりとした手触りを感じさせる、滋味深くおだやかな歌声。やわかなウクレレの爪弾きと、幾重にも重なる淡く夢見心地なスキャット、郷愁を誘う美しいアンサンブルの響き。わたしは一聴で彼女の音楽の虜になってしまった。彼女が紡ぎ出す、一音一語そのすべてが、やわらかな体温を保ったまま、わたしの心にそっと届けられた。このアルバムを聴いていると、時折ふと、幼い頃に見ていた風景や、懐かしい記憶の断片が脳内でフラッシュバックする。そのたびに胸がぎゅっと締め付けられ、悲しいことなどなにもないのに、鼻の奥がツーンとなり、気がつくと目頭が熱くなってしまうのだ。それは彼女がわたしと同じ、北国生まれ(北海道出身)ということも、なにか関係しているのではないのだろうか? “ノラオンナ”の音楽は、“キタノオンナ”の琴線を震わすのです(激しめに)。3.「誰もこない朝」~4.「雪がふりだした」~5.「私がいる」、この美しい楽曲の連なりに、わたしはその場から動けなくなるほど感動してしまった。聴きはじめてすぐ心に浮かんだのは、樹氷がきらめく、澄んだ空気に包まれた冬の朝の風景だった。あまりにも素晴らしくて、この想いをどうしてもご本人に伝えたくなり、アルバムを聴き終えてすぐ、思わずわたしはノラオンナさんに手紙を書きはじめていた。函館出身の音楽家・シンガーソングライター、ノラオンナが2021年にリリースしたアルバム『ララルー』。「この作品のジャンルは何ですか?」と聞かれると、正直とても困ってしまう。この唯一無二のアルバムを、ジャンルにカテゴライズするのは不可能なのだ。いや、不要なのだ。フォークソングであり、ジャズであり、ポップスであり、クラシックである。きっとノラオンナさんも「アズユーライク(お好みで)でどうぞ」と仰るにちがいない。

「またぼくが推薦の言葉を書くけれども、本当はこんな文言は必要ない。それほど彼女のアルバムはいつも素晴らしい。今回はアンサンブルも変化に富んでいる。いや、そんな紹介も要らない。いま彼女の音楽に唯一必要なのはあたらしい聴き手、つまりあなただ。小西康陽」
ノラオンナさんは、小西康陽さんが大絶賛されているシンガーソングライターのひとりです。ちなみに小西さんも、ノラオンナさんと同じ北国出身(札幌)の音楽家です。すなわち“キタノオトコ”ということになりますね。

ひとりでも多くの方に聴いていただきたい、心からおすすめできる、ほんとうに素晴らしいアルバムです。

【プロフィール】
ノラオンナ 1966年2月5日生まれ。海と風の街である函館、 漁火の見える海沿いで生まれ育つ。様々な経歴を経て2004年4月21日、作詞家松本隆氏のレーベル 「風待レコード」より、ミニアルバム「少しおとなになりなさい」でデビュー。ライヴは限りなくアカペラに近い。ひとりウクレレ弾き語り。

聴けば聴くほど味わいが増してゆくのは名作の証です。ほんとうに素晴らしいアルバムです!!!
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●矢舟テツロー 『うた、ピアノ、ベース、ドラムス。(CD)』 <3000円>

わたくし、森音スタッフ ジュリが、ここ数年で最もシビれたジャズ・アルバム。

シンガーソングライター/ジャズピアニスト、矢舟テツローを小西康陽が全面プロデュース!ゲストに野宮真貴を迎えた大傑作アルバム! 野宮真貴とのデュエット2曲を含む全11曲を収録した、完全ピアノトリオ編成による一枚。diskunion 鈴木庸介によるレーベル、URBAN DISCOS からのリリース!小西さんが作詞を手がけた「ドレミ」をはじめ、細野晴臣さん「ろっか・ばい・まい・べいびい」、山下達郎さん「あまく危険な香り」、長谷川きよしさん「透明なひとときを」のカヴァーを含む全11曲。ピチカート・ファイヴのナンバー「59番街橋の歌」「陽の当たる大通り~ヒッピー・デイ」のカヴァーでは、ゲストヴォーカルに野宮真貴さんが参加しています。ジャケットのアートディレクションも小西さんが担当。フリップバック紙ジャケット仕様、小西さんによるライナーノーツも収録されています。(メーカー・インフォメーションより)

実はわたくし、ディスクユニオン特設サイトにて、アルバムの推薦コメントを寄稿させていただきました↓
矢舟テツローさんのジェントリーでフレッシュな歌声に心ときめき、小気味良くスウィングするピアノ・トリオの演奏に、時間を忘れいついつまでも聴き惚れてしまう最高の一枚。こんなにハッピーで、無条件に心躍るジャズ・アルバムは、2021年、いやここ数年出会えていなかったような気がします。まさに「奇跡の傑作」。わたしのなかで、2021年のベスト・オブ・ベスト。ダントツです。4.「会えない時はいつだって」~ 5.「あまく危険な香り」への流れは、今年いちばん興奮した選曲でした。 世界的に未曾有の事態に見舞われたこの約2年間。どうしたってしょんぼりしてしまう日々が続いていたけれど、はじめてこのアルバムを聴いたとき、そんな重々しい空気は一瞬で、どこかへ消えてなくなりました。ずっと押さえつけられていた「底抜けにハッピーな気分」が、なんの躊躇いもなく一気にパーンと弾けるような、たとえばそんな感覚です。そう、まさにフィーリン・グルーヴィー。思わず笑顔がこぼれる、誰もが幸福になってしまうような音楽。ほんとうに素晴らしいジャズ・アルバムです。 (ディスクユニオン特設サイトより)

何十回、何百回聴いても、ときめきが色褪せない最高のジャズ・アルバム!!!
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・・・ここからはレコードをご紹介します・・・
 

【レコード】 ★セバスティアン・マッキ/クラウディオ・ボルサーニ/フェルナンド・シルヴァ
『ルス・デ・アグア~ポエマス・デ・フアン・L・オルティス:カンシオネス』 <4950円>

「水の輝き」を思わせる透明感のあるサウンド、アルゼンチンの雄大な大地を潤すパラナ川のような、ゆったりとふくよかな歌声。心の隅々まで美しい音の波紋が広がって、聴き終えたあと心地良い余韻が、いついつまでも耳に残ります。アルゼンチン・コンテンポラリー・フォルクローレ史に残る不朽の名作が、多くの声に応えて待望のアナログ・レコード化!多くの人々にとって一生の1枚となったアルバムが、アナログ・レコードならではの繊細で奥行きのある音像で甦ります。

大切な一篇の詩集のように愛しむ音楽。
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【レコード】 ★武田吉晴 『ビフォア・ザ・ブレッシング』 <4620円>

ジャズをベースにした無国籍で幻想的なそのサウンドは、真夏に見る白昼夢のように、心をまどろみの世界へと誘います。さまざまな美しい情景が心に浮かび、まるで遠い異国を旅しているような気分にさてくれる、インナー・トリップ的サウンド。神秘的な空気を湛えながらも、どこかスロウ・ワルツを思わせる、ゆったりとした柔らかなメロディも印象的。憂いを帯びたクラリネットの音色、零れ落ちる清らかな水を思わせる繊細なピアノの旋律、柔らかなパーカションのリズム、ひんやりとした鈴の音、サウンドひとつひとつが、じんわりと五感に響きます。再生後すぐに、心がすぅーっと透き通り、聴き終える頃には、部屋の空気がすっかり浄化されたような、そんな不思議な感覚をおぼえます。読書やおやすみ前のひととき、瞑想のBGMにおすすめです。

いつまでも身を委ねていたい、心をまろやかにしてくれるサウンド。
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【レコード】 ★ワールドスタンダード 『ポエジア… 刻印された時間』  <4400円>

ピアノ、シンセ、クラリネット、チェロ、アコーディオン、ペダル・スティール、コントラバス、そして声とギター。まるで淡い色彩で描かれた絵画のような、幻想的でノスタルジックなサウンド。ひとつひとつ語りかけるような歌声と、胸に染み入る柔らかなメロディー。「歌のある環境音楽」を意識して作られた本作は、レコード盤というかたちでリリースされました。ラテン語でレコードには「こころを呼び戻す」という意味もあるように、音楽が刻む時を聴くことで、日常を取り戻してほしいという鈴木惣一朗さんの願いがこめられているのだそうです。部屋に飾っておきたくなる、アート作品のようなジャケットも、ほんとうに素晴らしいですね。

レコードでしか味わえない温かなメロディー。
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【レコード】 ★haruka nakamura 『スティルライフⅡ』 <4180円>

日々に寄り添う、優しく静謐な旋律たち。シンプルで素朴な音色で、生活に寄り添う音楽を紡いだミュート・ピアノソロアルバム。目まぐるしく過ぎ去る毎日、ふと心が乾いたとき、haruka nakamuraのピアノが聴きたくなる。くぐもったピアノの音色や、鍵盤のふかふかと沈む音、すべてが温かく慈愛に満ちている。まるで彼が隣でピアノを弾いてくれているような、そんな親密感に包まれたアルバムです。

あなただけの「音楽のある風景」がみつけられるアルバム。
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【レコード】 ★カダン 『カーサ』 <4950円>

記憶の中の風景がふとよみがえる、シネマティックで色彩豊かなサウンド。エレクトロニカ/アンビエントの要素にクラシックとジャズの色合いが交差する、唯一無二のサウンドスケープ。旅路で目にした情景が心に浮かぶような、どこか旅愁を感じさせる映像的な世界観。haruka nakamuraが主宰する楽団kadanによる唯一のアルバムが初のLP化。聴き込むほどに味わいが増してゆくアルバムです。

さあ、心の旅にでかけよう。
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【レコード】 ★タマス・ウェルズ 『ア・プリー・アン・ヴァンドレディ』 <4290円>

元気がない時、何も言わずにただ側にいてくれる「友達のような音楽」。 心を透明にしてくれる繊細なギターの音色と、柔らかく包み込んでくれるような歌声に、 いつまでも耳を傾けていたい。 心が渇いてきた時に、ふと聴きたくなるサプリメント的なアルバムです。すべての痛みを除去する、慈悲に満ちた「天使の歌声」。不朽の名作と名高いタマス・ウェルズの2ndアルバムが初のLP化。

音楽はともだち。
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【レコード】 ★ホーリー・ハイヴ 『ハーピング』 <4378円>
・・SoldOut・・
フォーキーでノスタルジックなメロディと、透き通るようなメロウなファルセット、瑞々しいハープの音色が美しい、1曲目の「Oh I Miss Her So」を聴くためだけでも、このレコードを手に入れる意味は大きくあります!まさに神曲!!!フォーク・ソウルの先駆者として大きな流れを生み出した Holy hiveが2019年にデジタル配信のみでリリースしていた作品がインストバージョン5曲追加して初のLP化。それぞれビートはしっかりしている楽曲ではあるのですが、全体的にハープやヴィブラフォンの音色が心地よく響くアコースティックなサウンドです。クラブミュージック、ブラックミュージックがお好きな方には、強くおすすめしたい、スタッフ・ジュリ激推し作品!!!

極上のサマー・フォーク・ソウル♪
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【レコード】 ★ホーリー・ハイヴ 『ホーリー・ハイヴ』 <3600円>
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1曲目の「Color It Easy」は一聴で恋に落ちてしまうまさに神曲!なんて切なく美しい曲なのでしょう!デビューアルバムで内省的なフォークへのアプローチとクラシック・ソウル・サウンドを融合させた”フォーク・ソウル”を確立し話題となったホーリー・ハイブ。とろけるファルセット・ヴォーカルと、フォーキーでノスタルジックなメロディー。まるで白昼夢を見ているような淡くたゆたうようなサウンドは、1度聴くとクセになります。真夏のレイジーな午後のBGMにぴったり。ちなみにこのレコードは1枚のみの入荷です!早い者勝ちですよ!わたしも欲しい!

極上のサマー・フォーク・ソウル♪1枚のみの入荷!早い者勝ち!
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【レコード】 ★デルヴォン・ラマー・オルガン・トリオ 『コールド・アズ・ワイス』 <4000円>
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2015年、シアトルで結成されたオルガン・ファンク・バンド、デルヴォン・ラマー・オルガン・トリオの2022年リリースのアルバム。とにかく超ファンキー!!!ハモンド・オルガンを基調に往年のリズム&ブルース、ジャズ、ロックンロールをハイブリットし、最高にグルーヴィーなヴィンテージ・サウンドに仕上げています。ガツンと腰にくる音楽が聴きたい方に激推しです!!!

踊らずにはいられないファンキー・オルガン!!!
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レコードライフはじめませんか。
●Ion Audio オールインワンレコードプレーヤー <13,300円>
電源を入れて針を落とすだけ。簡単にアナログレコードをお楽しみいただけます。ステレオスピーカー搭載。ヘッドホンOK、コンポなどに繋いでのリスニングも。さらに、USBケーブル経由で、レコードをスマートフォンやパソコンに録音することも可能です。シンプルでナチュラルなルックスは、インテリア雑貨としても魅力的。
●カバーとヘッドホン端子の無いプレーヤー<11,100円> もございます。
いずれも取り寄せになります。発送の場合は別途送料がかかります。送料の目安:道内1,100円・道外(関東)1,400円※ご相談ください。


 
 



mono森音
北海道網走郡美幌町大通北3丁目9-1


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